2014/10/17

やっと来れたピラミッド。

アスワンからカイロへ戻って来ました。

やり残したことがあります。

あんだけカイロにいてピラミッド見てねぇんよね。

それ見所!!って知ってるわ。

まぁ最大の見所を最後に残してたってことでいいですか??

ピラミッドまでは何個か行き方ありますが僕は電車でギザ駅まで向かい、そこから乗り合いバンでピラミッドまで行く方法にしました。

ギザ駅に着いてバンの方向に歩いていると親切なエジプト人が、駅前のバンは観光客相手で高いから俺に付いてきなと言うので付いて行きました。

彼は仕事帰りでこれからピラミッド近くの家に帰るところらしい。

彼の仕事は、『エンジニア』。

そう、覚えていてくださいね。

彼は、『エンジニア』。

のちにギザ駅で出会った自称エンジニアに騙された!や詐欺未遂に合った!って日本人に何人も出会うことになりました。笑

僕らも全くツアーインフォメーションでもないとこに連れて行かれ、「ピラミッドは広いからラクダや馬で回らないとダメだ!馬やラクダ込み入場料でいくらだ!」と馬鹿な勧誘をしてきます。

これに騙された日本人がいたら腹をかかえて笑わせてくださいね。

まぁもう出逢いましたが!笑

ピラミッド内はすんなり歩いて回れます。
なんかピラミッドの敷地内ではラクダも安いらしいです。
もはや観光客激減のためピラミッド周りの詐欺の手薄感といったら可哀想で仕方ないです。
某観光案内本に載ってる情報ほど大げさなものはない。
今や横行してるのは写真撮ってあげたでしょバクシーシぐらいなもんです。

けど、それでも付いてくる奴はいるのでゆっくりとピラミッドを堪能できないのが残念なところ。
ゆっくり見たいなら閉館間際の人が減る頃がオススメ。

ピラミッドのデカさとその積み重ねられてる一つ一つの岩のデカさには圧倒される。
今だにどうやって造られたのか分からないとされてる意味がわかる。
そして何の為に造られた本当の理由は何なのか?
ピラミッド内部も第六感が目覚めたり、物の保存が良くなったり味が良くなったりするらしい。
にしてもピラミッド内部はとてつもない湿度。
第六感なんて目覚めるはずもなく、普通に気分悪なる。

そんなこんなでやっぱ、ここはがっかりスポットになりかねない場所やな。

スフィンクスが見つめるケンタッキーすら見つけられへんかったし。

そら目が悪いだけか!!!









2014/10/15

世界遺産第一号。

世界遺産第一号。

皆さんは、それが何か知っていますか?
僕は小5でエアーズロックの写真を見てから世界遺産に興味を持ち始めました。
地球で『凄い』とされるものが世界遺産に認定されると思っていました。
それでいて、今やもう何個あるのかさへ分からない世界遺産の第一号が何なのかは考えたことが一度もありませんでした、、、笑

その記念すべき世界遺産第一号は、

『アブシンベル神殿』なんです。

ナイル川にアスワンハイダムが建設されたことにより、アブシンベル神殿は水没する恐れがありましたがこの貴重な文明の財産を残すためにユネスコが動きだし、アブシンベル宮殿を1063個のブロックに切り出し昔あった場所から60mも高いところに持ってきたらしいです。
そして1979年、ユネスコにより世界遺産第一号認定されたのです。

そこから貴重な財産は残して行こうという風習が拡がり現在に至ります。

久しぶりにちゃんと説明したので疲れました。寝ます。


嘘です。

まぁそんな事より、現在では観光客集客の為に国が莫大な金をユネスコに積み世界遺産に認定してもらってるらしいですね。
まぁユネスコに認めて貰うまでに使うお金が半端やないらしいですが。
日本の富士山もこのタイミングでなったのは震災以後減った観光客集客の為でしょうか?
それに震災復興予算があてられてるとしたら何とも僕は悲しくなりますが、、、

え?くらい??

たまにの少し真面目な話はさて置き、アブシンベルはなかなか僕的には見応えのある神殿でした。

これを建てさせたのはラムセス2世という人ですが、実際のところ自分を神と崇めさせたおこがましい奴です。
けど、その圧倒的権力誇示を感じる素晴らしい神殿でしたね。
それにブロックに分けられた名残が少ない。
この技術にも脱帽ですわ。

新旧の技術の融合。

違うかっ!!!


まぁここには、アスワンて町から日帰りツアーが出てるのでそれで参加してみたらいいですよ。
アブシンベルまで行って一泊する必要なし!!
ただまだまだ危険なエジプト。
夜中からポリスの先導でまるで大名行列の如く皆で仲良く向かうんですよ。

それも、また一興?















2014/10/13

地球散髪屋〜髪を切るのにナイル川を奔走〜

王家の谷がある西岸ツアーに同じ宿から参加した韓国人のチョイと仲良くなった。

チョイは韓国のナンデムの超高層ビルで働くオシャレ大好きな同い年の青年。

3ヶ月ぐらいの休みを利用して南アフリカからここルクソールまでアフリカを縦断してきたらしい。

そんなシャレっ子が僕をほっとくわけなかった。
美容師と知るやいなや、アフリカで伸び切った髪を切ってくれと頼まれた。
一緒にツアーも参加して飯も食って酒も飲んだ。
もう立派に心通い合わせた友達だからすんなりOK!
何処で切ろうか?となる。
そらもちろんルクソール神殿前でしょーが!!
とルクソール神殿まで行ってみたものの最適な場所がない、、、
陽もだいぶ沈みかけてるので慌ててカットスポットをナイル川に変更してみるも、ファルーカ勧誘のエジプト人がウザすぎて却下。
警察を呼ぶとまで言いやがる。
切ってもいい場所を探す為、ホテルの所有する船着き場を貸してくれと頼んだりしたけどことごとく無理。
最終見つけた場所は誰にも管理されてないような空き地を通った場所だった。
ここなら大丈夫だろうと半分沈んでいる夕陽を眺めながらカット開始。

3分もしないで、またどこからともなくエジプト人が来やがる。
ここで切ったらダメなんやと。
わかったわかった。
金やろ??エジプト人は結局金にがめついから金さへ払えばいいんやろ??
いくらや??ほら、いくらか言うてみぃや。
と、言っても無理だと言う。
足りへんのか??ならこの際時間ないからもっと出すで??
と、言っても首を縦に振らない、、、

普通にダメらしい。

この町中ゴミ箱みたいなエジプトで青空カットは禁止されてるみたいです。


なんじゃそれーー!!!!


ナイルに沈む夕陽の中、あたかも切ってる写真を何枚か撮って普通に宿で切りました。

チョイさん最高に喜んでくれたから良しとしましょう♩

素敵な場所では切れなかったけど、これはこれで面白いエピソードになったわ。

お礼にビールと、テントをくれました♪ 

ありがとさん。


P.S 切った後2人で撮った写真を見たチョイさんの彼女が僕の事をオダジョーに似てると言ったみたいです。はい、そういう事です。
誹謗中傷はお断りさせていただきます。








2014/10/10

わぁお!!出っ歯なんかい!!!

ビザ申請のため手間取った(見事3ヶ月のビザ延長GET!!)カイロから一日先に出たゆうこさんを追いルクソールへ。

かつて栄えた首都。

栄えたとは名ばかり。汚ねぇし最強に人がウザい。

泊まった宿はボブマーリー&ブーメランホステル。

バスターミナルから宿までタクシーで10ポンドって約束やのに着いたら20ポンド要求してきやがる。
普段ぼったくられるのは別にイラつきゃしないが、この手のぼり方には異様に腹が立つ。
約束を守らん奴には天誅じゃ!!
誰が払うかボケっ!!
なら、宿のオーナーにも俺らに20払うように言って聞かせてくれと頼んでる模様。
あーもう、くそめんどくせぇ。
バクシーシ(エジプト流チップ)と言って15ポンド渡す。
普段なら絶対渡さんけど、早朝で疲れてて無駄な体力使いたくなかった。
けどそのたったの5ポンドのバクシーシでタクシーの運ちゃんがサンタのプレゼントが枕元にあった時の子供の様な顔を浮かべた。
たった5ポンドやぞ?笑
なんかやって良かったわ。


ルクソール言うたら、見所は結構多い。
ツタンカーメンの墓がある王家の谷、カルナック神殿、ルクソール神殿、気球ツアー、その他もろもろ。
なんで国際学生証ない人はすぐ作りましょー。
一発で元とれるから。
ミカちゃんも作った瞬間元とってましたわ。

ルクソールどれも良かったなぁ。
夜のルクソール神殿は幻想的やったし(けど夜間女性はチカン注意‼︎飢えたエジプト人が必死の形相で触ってくるから)、ツタンカーメンのミイラ見て実は出っ歯ってこと知ったし、気球ツアーで案外高所恐怖症じゃないかもって思ったり、見所満載、心ウキウキですわ。

ただ観光客激減した為にエジプト人必死。
夕方のナイル川沿いはウザさの極み。

人が歩けば、「ファルーカ?Do you know how much???」に当たる。


とりあえず、ファルーカの正体が知りたきゃルクソールまで足を運びな!





























2014/10/08

ツタンカーメンとゴタイメン。

エジプトは日本人でもビザが必要なのだ。

25$で1ヶ月の滞在が可能になる。

僕はカイロの後、ルクソールとアスワンに行きその後ダハブでだらだらと過ごす予定なのでもしもの為に延長ビザを取ることにした。

3ヶ月のビザの延長でたったの11.5ポンドでとれる。因みに日本円なら180円ぐらい。激安。取って損なし。

が、簡単だけど少々めんどくさい。

僕は取り方まで説明するほどお人好しじゃないので、取りたい人は自分で頑張れっ!
僕はお人好しの誰かさんのブログでちょちょいと申請できたけどね。
けど申請は簡単でも受け取りまでがめんどくさい。

結果イラつくことになった為、ギザのピラミッドに行く予定をキャンセル。
気分じゃなくなったの一言。

そして急遽、考古学博物館へ行くことに。
近所だったから。

考古学博物館はエジプト文明の出土品を展示してる博物館。
有名なのはその価値が300兆円(アメリカの年間の国家予算と同等)ともいわれている、ツタンカーメン王のマスクがあるとこ。

簡単に言えば、超過激萌え萌えスポットなのである。
イラついたまま行ったのに入場直後から凄まじい雄叫びを上げるほどに。

エジプト文明は最古の文明で全ての文明はここから始まったとされている。
日本で言うならちょうど縄文時代にだ。
その文明の凄さをきっとあなたも一瞬で感じることになるだろう。
僕みたいにとても感性が豊かな場合に限るが。感じれなくても何も悲しむことはないよ?と言っておこう。

ツタンカーメンの間は2階の中央奥。
遂にご対面。
なんとも言えん感動がある。その美しさに思わず吸い込まれる。
呆然と立ち尽くしてしまうほどに。
けど実はツタンカーメンが凄いのはマスクだけではないのである。
ツタンカーメンのミイラが入れられていた金の棺は大中小と3つ存在する(博物館内には中と小のみ)し、棺が更に4つの金の箱に入れられて眠っていたんやからそらもう見つけたハワードカーターは間違いなく、チビってたやろうやぁ。

そんな考古学者の気持ちになりながら世界最古の文明に思いを馳せると、いっ時の時空を越えた旅に連れてってくれる、そんな気さえするわな。


俺の小さい頃の夢は考古学者やったし、丁度ええ。





2014/10/07

ボキャブラリーねぇなぁ。

犠牲祭は3日程続く。

正月休みみたいなもんやから店もほとんどがお休み。

日本の正月と一緒で昼間はガランとしている。
と思いきや、んなこたぁない。
ケーキ屋と映画館は長蛇の列。
はは。世界中どこも一緒やなぁ。なんて感心してみる。

街中を歩いてると、Welcome to Egypt!!と歓迎してくれる人が沢山いる。
子供達も写真一緒に撮ってと後から後からうじゃうじゃくる。可愛いもんだ。

エジプトの春以降、情勢不安定により激減した観光客。
カイロで一番の主要駅のあるタハリールでも最近テロが起きたぐらいで駅自体閉鎖している。
正月気分で暴れる奴らもいたりするから街中銃を所持した機動隊や戦車の量もすごい。

そんな中でも商売熱心な輩が腐る程はびこる。
観光客を見るなり、ウェルカムと言って近づいてくるのだ。
なんか飲むか?お茶でもコーラでも珈琲でも出すぞ!それがエジプシャンホスピタリティだ!
と言ってすぐに自分の店に連れて行こうとする。

誰が飲むかボケ!!と一掃する。
そもそもエジプシャンホスピタリティなんて興味の欠片もない。
なら金をくれ!と安達祐実の気分になる。

そいつらを一掃しても次の輩が来る。

俺の妻は日本人なんだ!俺は花の仕事をしていて東京でも仕事をしているんだ!東京の住所が載ってるビジネスカード渡すから来い!
とまた、自分の店へ勧誘してくる。

大体そいつらは、香水の店をやってる。
ビジネスカードなんてそもそも無いし、東京で仕事してるなんて嘘っぱちやのに、あたかも店の2階に従業員がいるように見せかけ、「俺の東京のビジネスカード持ってきてくれー!!」なんて叫ぶ。
痛すぎるぜエジプト人。

オールドカイロって場所では、「山本山の意味って何なの??」と聞いて足止めしてくる。

はぁ、ほんとお前らいつからその手口でやってんの???


もっとボキャブラリー増やせと言いたい。

全くもって笑えない。

この手口に引っかかる日本人がいたとしたら、

全くもって笑えるけどね。











2014/10/05

世界一の喧騒。

あぁ来てしまった、エジプト。

ウザイ国からウザイ国へのハシゴ旅。

っていってもモロッコは結果的に別にウザくなかったからなんとも言えんな。

さぞかし到着ロビーでそのウザさを知ることになるんやろーなぁ、とだからこそエジプトに少しばかりの期待を込め着陸。

えっ??またぁ???

と拍子抜け。タクシーの勧誘すらねぇ。

そもそもタクシーが全然いねぇ。


夜ももう遅いし、バスで市内までは安いけど面倒くさそう。
タクシーでいいやとインフォメーションでしっかり値段を聞いて乗り場へ。

オーマイガー。

選べる程のタクシーがいねぇ。
まぁインフォメーションで聞いたのより少し高くなるが、丁度同じ宿に泊まる予定の日本人のゆう子さんに出会ったので3で割れば安いと行くことに。

どこの国のどこの街へ行っても、初日はいつも気を張る。
タクシーに乗ったってどこに連れて行かれるかわからんから油断は出来ない。
タクシーの運ちゃんが気安く喋りかけてくるけど、常うわの空。
携帯でマップをガン見しているから。

交通規則のさほどないエジプトの道路をクラクション鳴らしながら爆走するタクシーの車窓から街並みを眺めてみる。

案外、高層ビルがあるんやなぁ。って首都なんやからそらそやろ!なんて自分にツッコンでみたりしながら普通に宿に着いた。

95で言われた金額にバクシーシを足し100で渡す。

エジプトはチップとはまた違うバクシーシっていう御礼の習慣があるらしい。正直言ってウザい。チップもそうやけど感謝を金で払うって感覚が嫌い。

けど素直に従うことにする。

モロッコと同じくムスリム圏なので同時期に犠牲祭をやってる。

宿の外はもうお祭り騒ぎなのだ。

ただでさえ喧騒の街なのに一年で最大級の喧騒の中、今夜は眠りにつこうか。





、、、




寝れねーんだよ!バカ野郎。



2014/10/04

カサブランカでモロッコを思い返す。

軟禁されてたシャウエンから無事カサブランカに着きました。

何もないと聞いていたカサブランカ、最強におもんないっす。来る意味ねぇっす。汚ねぇだけだわ。

なので、モロッコを簡単に思い返してみましょう。

まずウザさについては、全くウザくなし!!!
店の奴の営業はまぁ凄いけど、いらねぇってかわせば引きが早い。
イラついたのは4度だけ。(多い?笑)
それよりかは酒が禁止されてるムスリム圏なのに心底陽気で優しさの方が断然勝つ。

案内したからチップ払えと要求されたのも一度だけ。
勝手に皮の染色場を案内してきて写真撮れ撮れって言われて、しまいにはバブーシュ(モロッコスリッパ)を買えって言われて、買わなかったら写真撮ったからチップ払えってさ。
お前が勝手にやったんだから、チップなんか払うかボケ!!なんならつまんなかったから写真なんて別にいらねぇから消してやるよ!ならチップなんて払わなくていいだろ?って写真消そうとしたら、わかったわかった!ってチップ払わず写真GET!!
まぁ実際大した写真じゃねぇ。

質のいいハッパ(ハシシ)で知られるモロッコにおいて、そこもまぁうぜぇんだろうなぁって思ってたらシャウエンで何回か言われただけ。拍子抜け。
やりたい人はケタマって場所に行けば好きなだけやれるよ。お好きならどーぞ。

飯は基本的に美味い。
有名なのはタジンとクスクス。
マラケシュと砂漠でベルベル人とミカちゃんが一緒に作ったタジンは最高に美味かった。けどスパイスを使った国はどこも結局似たような味やからすぐ飽きる。
脇汗はスパイス、屁はタジン。
みたいな匂いがしだした時点で食うのを辞めた。
クスクスに至っては論外。不味いというよりつまんねぇ食べ物。腹を満たすのみ。

飲み物にかんしては、ミントティーがどこに行っても出される。中国の緑茶にミントを入れて甘くしたやつ。
トルコのチャイもハマったけど、これにもハマった。ホッとできる。
あと、ポムスっていう青リンゴ味の炭酸飲料。これ最強!!
オーストラリアで好きだったマウンテンデゥーを超えた。これは奇跡。

サハラ砂漠の良さはもう前のブログで述べたとおり。
モロッコに来て砂漠に行かんかったら、そらもうハァ??って感じですね。是非行きましょう。


総評しまして、モロッコは今まで行った国ランキングでベスト3に入りますね。砂漠あたりでは完全に1位でした。
けどなんでも順位つけたがる傾向の日本の文化は嫌いなのでやっぱ順位つけるのやーメタ!!(って思いっきり順位つけた後で言うなって感じでしょー?)

ということでモロッコ終わり!!

次は4500前の文明を解明しに、考古学者宇高はエジプトに飛びます!飛びます!!